こんにちはアスリート薬剤師 with ファイナンシャルプランナーのじんじんです。
前回の投稿で、これまでよりもしっかりと投稿していくことを心に誓いましたので、今日も更新していきます。
さっそくですが、じんじんには大きな目標があります。
それは今回の投稿のタイトルでもある「薬物乱用防止教室のプロ講師になる」ということです。
じんじんは学校薬剤師という立場でもありまして、毎年薬物乱用防止教室を担当しています。
これまで、担当していた学校の養護の先生から何度も言われたことがあります。
それは「こんな薬物乱用防止教室は初めてでした」という言葉です。
聞くところによると、学校で行われる薬物乱用防止教室の講師の多くが、警察官や薬物乱用防止師指導員といった方で、かつ比較的高齢の方が多いようです。
あるいは、薬物依存症になって、その治療を継続的に受けている自助グループのメンバーの方が講師をされるケースもあるとお聞きしました。
警察関係者や年配の薬物乱用防止師指導員、自助グループのメンバーが悪いといっているわけではありません。
でも、彼らの多くが語るお決まりのフレーズは「ダメ、絶対」あるいは、「クスリやめますか、人間やめますか?」という半ば脅迫とも受け取れるような極端なものであるケースが多いようです。
「ダメ、絶対」や「人間やめますか?」
これはずっと前から薬物乱用防止師教室ではほぼ必発のフレーズだと思います。
皆さんも少なくとも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
でも、よく考えてみてください。
世の中に、いついかなる状況でも「ダメ、絶対」と言い切れるようなことはどれだけあるのでしょうか?
もちろん「殺人」や「戦争」は絶対にダメなものだと思います。
でも、その人が何らかの苦悩や困り事を抱え、止むに止まれぬ事情で誰かの命を奪ったり、戦争に加担した場合、その人は人間ではなくなるのでしょうか?
ここでお断りですが、じんじんは決して殺人や戦争を肯定するつもりはありません。
もし、殺人や戦争になんらかの形で加担してしまった方は、非人間としての人生以外を歩むことはできないのでしょうか。
真摯に反省して、ゼロにできないまでも必死で償いの人生を送っている人を前にして「あなたは非人間だ」と糾弾することができるでしょうか?
じんじんにはかなりハードルが高いと感じています。
間違えた時に、道を踏み外した時に、誰かの手助けを受けながらやり直すことのできる社会の方が良くないですか?
やり直すことだって、とてつもなく大変なエネルギーを使うことですし、社会から一定の距離を置かれてしまい、孤独との戦いも避けては通れないと思います。
でも、誰かの手助けがないと、孤独が強まり、よくないと頭ではわかっていながらも同じ過ちに手を染めてしまう可能性が高いと思います。
これは検挙される薬物事犯の多くが再犯者であることが証明していると思います。
じんじんの敬愛する薬物依存のカリスマ松本俊彦先生
松本俊彦さんの「世界一やさしい依存症入門」は、依存症の基礎知識やそのメカニズムを分かりやすく解説しています。初心者でも理解できるように、依存症の種類や治療法について具体例を交えて説明し、読者が自分自身や周囲の問題を理解しやすくしています。
- 依存症の基本的な概念とメカニズムを解説。
- 依存症の種類(薬物、アルコール、ギャンブルなど)について説明
- 依存症の原因や影響を具体的な事例を交えて紹介
- 依存症の治療法や回復のプロセスを解説
- 日常生活での対策や支援方法についてアドバイス
じんじんの薬物乱用防止教室の最初のスライド
じんじんが東京の都立高校で薬物乱用防止教室を実施した時のメインスライドの1枚目です。
長崎県内の担当中学校でもほぼ同様のスライドからお話しを始めています。
皆様はいかがでしょう?自信を持って「正しく使えている!」と言えるでしょうか?
そもそも『正しく』の定義がわからないという声も聞こえてきそうです。
このスライドで生徒さんたちのハートを掴みにかかります。
今後の展望
じんじんの薬物乱用防止教室についてのスライドや情報、考えをシェアしていきたいと思います。
興味・関心のある方にご覧いただけると幸いです。
また、もし薬物乱用防止教室を依頼してみたいという方がおられましたら、ぜひご連絡ください。
お問い合わせフォームからご連絡をいただければ、その後はメール等で色々とご相談をお受けできると思います。
もちろん、ご相談いただく中で、じんじんによる薬物乱用防止教室が実施できないという状況になるとしても構いませんので、まずはお気軽にご連絡ください。
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