じんじんの子育て論②

雑記

親子関係の重要性と男子中学生とのコミュニケーション方法

こんにちは。

アスリート薬剤師のじんじんです。

今日はじんじんの子育て論の第2弾です。

第1弾でじんじんの家族構成をご紹介しましたが、男子中学生の子育て中です。

じんじんの子育て論①
じんじんと息子の関係性について書いています。息子は思春期真っ只中の中学生男子です。アスリートとしての関係やいわゆる親子としての関係、じんじんの子育ての基本的なスタンス・考え方を共有しています。

そして、最近じんじんの勤めている精神科の病院に中学生の患者さんが増えてきている印象です。

じんじんは精神科医でもなければ心理士やカウンセラーもありません。

ですから成長や発達、心理などの医学的な専門知識があるわけではありません。

思春期の子供達の深刻な悩みに比較的多く触れることのできる父親の一人です。

同時に、深刻な悩みを持つ思春期の子供達の親とも同時に会うことができる立場です。

今日のテーマは「親子のコミュニケーション」です!

時間を作って話を聞こう

男子中学生の話を聞く時間を確保する方法

じんじん家は朝ごはんは必ず家族3人で食べます。

平日は朝の6時40分から。

息子は食べるのが早いので10分もかかりません。

一番遅いのがじんじんです。

この10分の間に今日の予定などを聞きます。

そして7時過ぎにはじんじんが職場に向けて家を出ます。

この時、息子は必ず玄関まで見送りに来てくれて「いってらっしゃい」と言ってくれます。

たとえじんじん妻が見送りに出てきてくれない時でも、息子は必ずきてくれます。

次にじんじんと息子が出会うのは夜です。

お互いの帰宅時間が異なるので、平日はなかなか一緒に夕食が食べられません。

でも、じんじんの夕食の時間には息子は大体リビングに居るので、「今日はなんか面白いことあった?」とか、「お父さんは今日はこんなことがあったんだよ」という話をします。

一緒にテレビや映画、動画を見て、笑ったりダメ出ししたりすることもあります。

子育て世代の方の多くはとても忙しいと思います。

じんじんは普段だと20時くらいには帰宅できるので、息子と話をする時間が作りやすいのかもしれません。

でも、朝と夜は意識して話をする時間を作っています。

家族全員がリビングに居るのに、それぞれがスマホに夢中になっていたりしませんか?

じんじんはそれが一番嫌いです。

多少ウザがられても敢えて積極的にコミュニケーションをとるようにしています。

じんじんなりに時間を確保するコツを挙げると…

  • 話をする時間を決めておく(たとえば、「朝食時と夕食時は必ず」とか)
  • 「子供の自分の時間」を利用して大人も自分の時間をとる
  • スマホに夢中になるのは周りに家族がいない時に限る

親子のコミュニケーションを深めるための対話のヒント

じんじんが息子とコミュニケーションをとるときに気掛けていることがあります。

それは「聞き役に徹しない」ということです。

コミュニケーションについてネット検索をすると必ず出てくるのが「聞き役になる」ということです。

確かに男子中学生はアイデンティティが確立されつつある時期で、不安定なこともありますし、思春期ならではの悩みなど親としては色々と口出ししたくなることがあります。

そこで口を出すことで子供を否定することにつながりやすいので、「聞き役になる」ことが推奨されているんだと思います。

もちろんじんじんも話は聞きます。

でも聞き役に”徹する”ことはありません。

「聞き役に徹する」と意識したとき、無意識に「聞いてあげている」になってしまいませんか?

むしろ、多感な中学生男子が自身に関することを話してくれているのであれば、そのときは「聞かせてもらっている」くらいの気持ちでいいのではないでしょうか?

そうすることで、本当に彼らの言うことを理解しようとしている姿勢が伝わると思います。

じんじんは息子の話を聞いた後には自分の考えや感想を伝えます。

息子の話を否定するようなことは積極的には言いませんが、内容によっては意見が対立することもあります。

そんな時はお互いに論破合戦をやっています(笑)

もちろん喧嘩になるようなことはありません。

互いに「あぁ、そういう考えもあるね。でもこういうパターンもあるんじゃ?」を繰り返しています。

また、時にはじんじんのわからないことを尋ねますし、相談もします。

最近の音楽やファッション、ゲームやネット上で話題になっていることなんかは息子の方が詳しいことも多いです。

職場で思春期の患者さんと話をしていて、よくわからない話題が出てきたりした時は、その日の夜に息子に教えてもらいます。

じんじんの考える男子中学生息子との対話のヒントは…

  • 話を「聞かせてもらう」という姿勢
  • 意見の対立を恐れず論破合戦を楽しむ
  • 知らないこと、わからないことは素直に教えてもらう

親が子供をどのように扱うか

これは前回のじんじんの子育て論①でも紹介していますが、基本姿勢は「小さな大人」として扱っています。

じんじんの子育て論①
じんじんと息子の関係性について書いています。息子は思春期真っ只中の中学生男子です。アスリートとしての関係やいわゆる親子としての関係、じんじんの子育ての基本的なスタンス・考え方を共有しています。

中学生はもちろん未熟な部分がありますが、ある部分は大人以上に大人のように振る舞ったり、物事を捉えたりしていることがあります。

当たり前かもしれませんが、いつまでも子供扱いしないことです。

「子供なんだから親の言うことを聞きなさい」とか、「お父さんは大人だからいいの」とか、これはコミュニケーションを拒否しているのと同じです。

大人どうしではこんなこと言いませんよね?

たとえ職場の上司と部下であっても、良好な関係を築こうと思っていたら決して口にしないでしょう。

この理論は子育てにも当てはまると思います。

論理的に理由を説明しても、理解できない年齢の子供に対してはやむを得ないこともあるでしょう。

でも、男子中学生は説明すればわかります。

面倒くさがらずに、きちんと説明しましょう。

この積み重ねが男子中学生にとって「少なくとも理不尽なことは言われない」という安心感につながるはずです。

安心感があれば、コミュニケーションを嫌がるリスクは減っていきます。

親自身がコミュニケーションをとる姿勢を示すことが大事

親がコミュニケーションを面倒くさがっていると、それが伝染します。

つい、「忙しいからこの話はやめとこう」とか、「時間がないからまた今度」とか思ってしまいませんか?

じんじんはすぐに喋ります。

忙しくても、息子と話す時間は確保します。

それ以外のところで時間のやりくりをすれば良いだけです。

どうしてもまとまった時間が必要な話題で、今はそれが難しい時は、その事実を伝えます。

「〇〇のことで話がしたいんだけど、今はマジで時間がないんだよね。今日の夜に話せる?」

これと同じようなことを多くの方が大人どうしのコミュニケーションでは実践しているのではないでしょうか。

特に、職場で上司や部下と情報共有したい場面などです。

お互いに忙しいので、トピックだけを伝えて、時間を確保してもらう依頼をする。

大人にとっては日常的なことですよね。

これを家庭内の子育てコミュニケーションにも活用すれば良いだけです。

じんじんは結構頻繁に使います。

ただ、注意が必要なのは、息子にとってプレッシャーになる話題や、ネガティブな話題の時には避けるべきだということです。

プレッシャーになる話題や、ネガティブな話題の時に事前予告をすると、それを聞いた時点から息子は不安になったり、負の感情を抱いたりしながら過ごすことになります。

流石にそれは可哀想すぎるでしょう。

楽しい話題、明るい話題、特に明るくも暗くもない話題などでは有効活用できると思います。

そしてもう一つ、話しかけてもらいやすいオーラを漂わせておくことも大事です。

自宅のリビングで常に難しい顔をしてPCやスマホを見ているお父さんや、ゲームに夢中になっているお父さん、自宅でも仕事をし続ける超多忙なお父さんに気軽に話しかけられるでしょうか?

じんじんは敢えてリビングでボーッとしているふりをしています。

もちろんやらなきゃいけないこともあるし、やりたいこともあります。

でも、敢えてボーッとしているように振る舞います。

頭の中ではいろんなことを考えていますが、それを表に出さず、「暇そうなお父さん」を演出しています。

その方が話しかけやすいですよね。

これも職場の上司や部下との場面を思い出していただくと納得だと思います。

親から積極的に”コミュニケーションお待ちしています”アピールをするコツは…

  • 話したいことがあることを素直に伝える
  • 「暇だから話しかけて〜」オーラを漂わせる

まとめ

今回はじんじんなりの男子中学生とのコミュニケーションについて考えてみました。

子供達にはそれぞれ個性があります。

お喋りが好きな子もいれば、静かに過ごすことを好む子もいます。

でも、「話したい時に話せる親」は子供の安心につながるはずです。

たとえ、反抗的な態度を取る時期であったとしても、「安心」は必要です。

じんじんは息子とのコミュニケーションに迷いが生まれた時は、「相手が大人だったら」「職場だったら」と考えます。

そうすると、自然と理不尽なことや無礼なこと、尊厳を傷つけるようなことを回避できます。

皆さんも、男子中学生とのコミュニケーションに悩んだ時には「相手が大人だったら」と考えてみてはいかがでしょうか?

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