アスリート薬剤師のじんじんです。
今日も薬剤師として1日働いてきたわけですが、失敗してしまいました。
同じ失敗をする薬剤師さんが1人でも減ったらいいなという思いで共有します。
もちろん薬剤師さんじゃなくても、お客さんなどとコミュニケーションをとるお仕事の方であれば参考になるかもしれません。
今日の失敗
今日の失敗は患者さんとのコミュニケーションでの失敗でした。
午前の外来が終わりかけた頃でした。
16歳の女の子であるAさんの処方箋が来ました。
Aさんは友人関係のトラブルから学校に行きづらくなり、休みがちになっていくにつれて生活が昼夜逆転してしまっている患者さんです。
じんじんは処方箋に従ってお薬を準備。
準備が整ったタイミングで
「Aさーん」
とちょっと明るめの声で呼びました。
Aさんはいつも通り「はい」と静かに返事をして、お薬カウンターに来てくれました。
じんじんが今日のお薬について説明して、Aさんに最近の調子をお尋ねしようとしたときでした。
じんじんは何気なく「今日は学校お休み?」って聞いてしまいました。
患者さんはちょっと困った表情をしながら「はい」と。
その瞬間にそもそも彼女が学校に行けていないことを思い出しました。
16歳=学校
そんな思い込みがとっさに言葉になって出てしまったのでしょう。
しかしそこで改めて「あ、ごめんね」というのも違う気がして、「そっかぁ」としか言えませんでした。
「患者さんに寄り添って」とか「患者さんの立場で」とか言いますが、まずはその患者さんが置かれている状況を想像する、あるいは忘れないことが大事なのかもしれません。
「そんな基本的なこともできないのか!」とお叱りを受けるかもしれません。
いつも考えながら患者さんと接しているつもりでした。
でも、自分でも気付かないレベルで緩んでいたんだと思います。
Aさんには本当に申し訳ないことをしました。
明日から気を付けること
- 患者さんの背景を確認してからお呼びする
- 年齢や性別で思い込まない
- メリハリをつけてしっかり集中
この反省を胸に、また明日から患者さんの背景にまで常に気を配ることのできる薬剤師を目指して頑張ります!
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